ゆうべ、というより明け方というべきか、
４時頃からEbonyがほぼパニック状態になり、
落ち着かせることができずに、ひどい夜を過ごしてしまった。

それで、使いたくないと思っていたトランキライザーを
今夜は、飲ませた。

今、夜の11時半
30分くらいで薬の効果が出てくると思う。

夜中、泣いて、泣いて、エリザベスカラーをかきむり、
首を激しく振って、まさにのたうちまわるという感じだった。

気をそらせようと、別の部屋で遊ばせたり、
硬く絞ったタオルで体を丹念に拭いてあげたり、
一番仲のいい猫と遊ばせてみたり、
考えられることを全部試してみたけれど、
そんなことでは納得しない。

興奮してしまっているから、薬を飲ませることができなかったので、
夜が明けて、眠りに落ちた8時頃まで泣き続け、
本当に、かわいそうなことにさせてしまった。

こんなに苦しむなら、薬で朦朧とする方がいい、
そう思って、落ち着いている今のうちに薬を飲ませた。

効いてくれるかな。。。

頭に大きな襟をつけられて、もう１週間
どんなに辛いだろうと思う。

トイレも思うようにできない、グルーミングもできない、
歩くたびにあちこち引っかかる。

えさを食べるのも、水を飲むのも、大変な作業
皿も水も高く配置しているけれど、ほとんどの場合は手で支えてあげている。
それでも時にひとりで食べようとして、カラーを引っかけてしまい、
皿や、水をひっくり返してしまう。

そんな時のなんともいえない悲しい表情。。。
どんなに苦しいだろう

猫がこんなに感情豊かな表情をするなんて。。。

かつて開腹手術をした後、体中を色々なチューブで繋がれて、
４日間、まったく動くことが許されなかった、
あの地獄のような経験を、Ebonyを見ながら思い出す。

動物に怪我をさせちゃ、いけないね。
絶対、いけない。