こちらでは、"SEX SLAVE BILL" と言う。
聞こえの悪い案件ね。
それが、アメリカの議会で可決されそうだという。
投票は７月中旬

数ある案件の中のひとつ、
アメリカ人個人でこの事を知っている人などいるのだろうか。

TVニュース、新聞紙上、ネット上でも、
一目瞭然で人目を引くような大きな記事がないから、
わたしも日本のニュースを見るまで知らなかった。

それでも、まったくもって荒唐無稽なこと。
誤った事実をそのまま鵜呑みにした案件よね。

でもこれは逆に、日本という国の誤解を解く
チャンスなのではないだろうか。

誰かが公式に、アメリカ議会に来るとか、
３大ネットワークのどこかに出るとかして、
きちんと従軍慰安婦とは、その時代どうだったのか、
説明できる、千歳一遇の機会だと思う。

それも、紙面などをただ棒読みするのではなく、
正面向いて、人々の目を見ながら、
願わくば、流暢な英語で訴えるべきなのだと思う。

これほど恥ずかしい案件が可決されようかというのに、
ちっともきちんとした形で日本からの声が出て来ない。

安倍首相などは、コメントする必要もない外国の案件
そう片付けてしまおうとしている様子だ。

それではダメよ。
それでは認めたことになってしまう。

寡黙であることの美徳は日本でしか通用しない。
アメリカ人には、世界にはそれでは永遠に理解されない。

永遠に理解されないのだから、永遠に日本は、
第二次大戦の亡霊から逃れることはできない。
事あるごとに、かならず糾弾されるのだ。

黙っていては、どう世界が日本を理解できようというのか。

このままではいけない、今こそ声を大にして、
世界に訴えなくてはいけないのだと、強く思う。

思うというよりは、願い、祈り。。。

そつなくこなす中国や韓国の外交の前に、
外交の下手な日本は常にたたかれる立場。

なすがままに非難され、行動のないまま、
のらりくらりと逃げているように見える姿勢は、
日本人のわたしでさえ、すべてを拒絶しているのではと、
錯覚させられてしまう。

世界の人が誤解しても仕方がない。
それでも、日本が嫌いだという人々の声の多さに、
身のすくむ思いがする。

YouToube で、いいインタビューを見た。
ああ、言いたいことを言ってくれている、と嬉しかった。

こういう風に、どんどん発言する人が増えるといいな。

YouTube↓

http://www.youtube.com/watch?v=Z9VFiNPe4do

数日前から、このことを書きたいと思っていたけど、
なかかなエネルギーがなくて。。。
やっと。。。